FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--年--月--日 | スポンサー広告

だって、クリスティが好きなんだもん!【出会いの巻】

先日、Twitter上で杉江松恋氏からのこんな問い掛けが…

「あなたのクリスティのベスト10を教えて下さい」

そう云えば、こんなに大好きなクリスティについて、まとめて書いた事が一度もないかも知れない。
だって、私自身としては「クリスティが大好きな自分」は自分としてのアイデンティティであり、最早生活の一部(?)だから、あらためて色々考えたりした事はないんだよね。

いかんいかん。

やっぱり、好きなものは好きだと表明しておかなければ!

今回は良い機会なので、記憶だけを頼りにベスト10を選んでみよう。

記憶が頼り… というのは、日本の首都東京に引っ越して来た6年前にクリスティ文庫を殆ど全て実家に置き去りにして来たので、読み返す事が出来ないから。 実は、東京に引っ越して来た時には、本は殆ど持って来なかったんだ。 だって、ここって狭いし。 実家に置いておけば安心だし。(でも父母に良く良く言い含めておかないと、捨てちゃったり(!)、誰かに進呈しちゃったりするかも知れないので注意が必要) だから、クリスティに限らず、キングの(特に嵩張るハードカバー)著作なんかも、殆ど実家に置き去り… 何時か、出世したら(しないと思うけど)書庫のある(せめて本棚だけでもいい…)広い家に住むぞ! そして、実家に置き去りにした大切な本達を手元に引き取るんだ! 

あ、話題が違う方向に… もとい。

私が、クリスティに魅せられたのは、忘れもしない小学校の5年生の時。

その一寸前に、親から子供向けに簡単にリライトしてあるのホラー小説のアンソロジー(?)を買って貰ったのが切っ掛けであった。 そのアンソロジー(?)たるや、例えばジェイコブズの「猿の手」、コリアの「緑の想い」、ロバート・ブロックの「アマゾンのヘッドシュリンカー」、ブラッドベリの「小さな殺人者」、パトリシア・ハイスミスの「蝸牛(巨大生物の島?巨大蝸牛が襲ってくるヤツ)」そして、聞いて驚け、あのジャクスンの「くじ」までもが収録されていると云うとんでもない代物… とにかく内容が充実していて非常に面白かったこともあり、舐めるように毎日毎日その本ばかりを読んでいたわたしは、その中に、情報ページとしてお薦めの本が紹介されているコーナーを発見したのだ。 そこにクリスティの「そしてだれもいなくなった」が紹介されていたのである。

今、考えると、何故そこにクリスティが紹介されていたのか全く理解に苦しむのだが…
しかし、その当時の私には、そんな矛盾点など預かり知らぬ事である。 
ただ単純に「こんなに面白いお話ばかりが載っている本が紹介してくれる本だから絶対に面白いに違いない!」という一途な思いだけが強く心に刻まれて…

そして、私は、両親に申し出た。

今度のクリスマスのプレゼントは、このアガサ・クリスティという人の「そしてだれもいなくなった」という本が欲しい!

その願いは空しくも叶えられなかった。

両親にしてみれば、まだ小学生の娘に大人の本を買い与えるという事が余り良くないことと判断されたのかも知れないし、和物好きの両親がもしかしたら、アガサ・クリスティを知らなかったのかも知れないし、そもそも全く相手にされていなくて聞き流されてしまったのかも知れないし、その真相はよく解らないのでだが、結局、その時点では私の元にクリスティがやってくる事はなかったのだ。

さて、時は流れて、小学5年になった春。
私は、それまで師事していた地元のピアノの先生から紹介されて、先生の先生にあたるピアノ指導者に師事を請う事になった。 小学生にして、バスで以て県庁所在地の甲府に通う事になったのである。

一人で、バスに乗って、甲府に行く…

これは、凄い事ですよ。
何故かと云えば、そこには「自由と冒険」が! そして、いかばかりかの現金が!

そこで私が最初にした冒険は、1階がバスターミナルである甲府では数少ないデパートの2階にあった本屋で「アガサ・クリスティという人の「そしてだれもいなくなった」という本」を探す事だったのである。
バスの運賃をケチって(家からは少し先のバス停で乗って、目的地の少し手前のバス停で降りる)お金を貯めて、その本屋に一人で乗り込んで探したクリスティ… 
軽い後ろめたさと、なかなか発見出来ない事に寄る焦り…
時間の余裕はない…(だって、余り遅くなると、何をしているのかと親の疑惑を招く)

その時、あのハヤカワ文庫の赤い背表紙が… 

あっ! クリスティって書いてある!
しかも、何だかいっぱいある!

これが、私とクリスティの出会いの一幕なのである。
スポンサーサイト
コメント
Head Shrinker等恐怖小説アンソロジー
こんにちは。

このアバウトミーというサイトで、ちょうど私も似た小説を昔読んでいたので探していて、それを題材に質問しました。

同時代かゆいーさんが同年代かどうかはまた、同時代に読んでいたかわかりませんが、私は70年代に読んでいました。

偶然にも同じような小説を読んでいる人が見つかって嬉しいです。

「その一寸前に、親から子供向けに簡単にリライトしてあるのホラー小説のアンソロジー(?)を買って貰ったのが切っ掛けであった。 そのアンソロジー(?)たるや、例えばジェイコブズの「猿の手」、コリアの「緑の想い」、ロバート・ブロックの「アマゾンのヘッドシュリンカー」、ブラッドベリの「小さな殺人者」、パトリシア・ハイスミスの「蝸牛(巨大生物の島?巨大蝸牛が襲ってくるヤツ)」そして、聞いて驚け、あのジャクスンの「くじ」までもが収録されていると云うとんでもない代物」
たぶん同じです。
すごいですね。覚えてらっしゃるのでしょうか?
私は紛失したようで、うらやましい限り・・・。

でもタイトルがわかって嬉しいです。

タイトルに書いたのはHead Shrinkerという直訳は精神科医になりますが、頭を縮める恐ろしい話も一緒に編集されていたはずです。

http://blog.livedoor.jp/litanon-cafe/
りたのん URL 2010年08月05日 14:50:37 編集

管理者だけに表示する

た ま む し い ろ

最近の記事

リンク

カテゴリー

最近のコメント

プロフィール

ブロとも申請フォーム

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。