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翻訳ミステリ大賞授賞式&コンベンションに参加の顛末 其の七/記念鼎談

翻訳ミステリ大賞授賞式&コンベンションに参加の顛末 其の壱 はこちら。
翻訳ミステリ大賞授賞式&コンベンションに参加の顛末 其の弐 はこちら。
翻訳ミステリ大賞授賞式&コンベンションに参加の顛末 其の参 はこちら。
翻訳ミステリ大賞授賞式&コンベンションに参加の顛末 其の四 はこちら。
翻訳ミステリ大賞授賞式&コンベンションに参加の顛末 其の伍 はこちら。
翻訳ミステリ大賞授賞式&コンベンションに参加の顛末 その六 はこちら。

ここからは、酒もおつまみも入った無礼講…
いよいよ、主催のお三方、田口俊樹氏×白石朗氏×越前敏弥氏による鼎談だ。

この鼎談には、司会として杉江待恋氏がお三方に質問をする… という形式で進行された。
一応、メモに残しているので、それを元に再構成したいと思うが、如何せん、既に大方の記憶は失われているので、間違いがある事が予想される。 間違いに気付いたら、是非、指摘して頂きたい。

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Q1/翻訳家になるまでの道程について…

田口氏/最初に社会に出たときは中学の英語教師だった。(へえ! 関係ないけれど、実はわたしも国語教師になるはずだった!) しかし、生徒が質問に来ても即答出来ないような中途半端な教師で、最終的には自分の「英語力のなさ」に情けなくなり、もっときちんと英語を勉強したくなった。 それで「翻訳」を勉強する事を思いついた。 当時、同級生が早川書房に編集者として勤めており、そんな縁でミステリマガジンの為の掌編を訳したりなどするようになった。

白石氏/最初は、早川書房に社員として入る。 やっていた仕事はSFの編集。(へえ! 白石さんって、最初は編集者だったんだ! しかもSF…) もともと小説が大好きだったし、小説に関わりたくて出来心で翻訳に手を出す。(何故かメモに「出来心」という言葉が入っているんだけれど、その言葉が使われた文脈を忘れてしまった… もしかしたら、お話を作っているかも知れない!) そして、給料以外にお小遣いが欲しかった… というのも動機の一つで、そのお金を本代にしたかった!(本を買うのは楽しいもんな! 私も本題の為にアルバイトがしたーい!) 早稲田ミステリクラブの出身でもある。

越前氏/もともとは、映画のシナリオを勉強していた。 映画作りの資金稼ぎのために英語塾を開き、いつの間にかそちらが本業のようになる。 そんな中、クモ膜下出血で倒れる(えええ?)。 生還し、人生に何か残したいと一念発起。 映画でそれを実現するのが難しそうだと思い、得意の英語を活かして何かを成せる可能性の高い翻訳の世界に飛び込む。

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と、この辺りまでは、割と鮮明にお話の内容を覚えているんだけれど…
これから先のメモが、一体なんの質問に誰が答えたものなのか今ひとつ確信が持てないんだよね…
うーん、まあ、いいや。 

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Q2/翻訳裏話(質問の内容を失念!)

白石氏/「戦慄のシャドウファイアー」を訳して、そのアホ(?)で突飛なストーリーに何か魅せられるものを感じた。 SF好きだったが、ホラーにもSFの影をみた気がして、ホラーに魅力を感じるようになった。 

これも、多分、白石氏/飛行機の中が舞台のサスペンス(題名失念)を訳した時のお話… 
機内で酒を飲み酔っぱらうシーンで「メートルが上がる」という表現を使った。 だって、飛行機だけに高く上がっているんだから、その高さの単位に引っ掛けたら面白いんじゃないかと思ったから… しかし「メートルが上がる」なんて死語だし、それにアメリカでは長さの単位はフィートだから、何の引っ掛けにもなっていない、と編集者に冷たくあしらわれてしまった…(うーん、はっきり思い出せない! 作っている可能性あり)

これは、多分、田口氏/翻訳業に飛び込んだ頃は、ミステリの翻訳で喰えた。
主に、ミステリマガジンで短編を訳していた。

うーん、越前氏?/1970年代の映画には翻訳ミステリを映画化したものが多かった。(これしかメモってないんだけれど、この後どんなお話は続いたのか全く覚えていない)


Q3/翻訳をする上で心がけている事は?

田口氏/手抜きをしない!

白石氏/バックアップを細目にとる。(場内爆笑)
やらずに済ませちゃうこと、をしない。

越前氏/誰のために翻訳しているのかを忘れない。 翻訳は日本人の読者のためにしているのであり、また、作者のためにしているのである。(確かに!)


Q4/それぞれが訳している「作者」について

越前氏/ダン・ブラウン談義。 ダン・ブラウンの作品は蘊蓄が要なんだけれど、意外にも細部での些細なミスが多く、それを直すのが結構大変。(その他にも、色々とお話されていたと思うのだけれど、「話題」が深い霧の向こうで手を振っているのが見える… ああ、ああ)
普段から本を読んでいる熟練の読み手を想定して訳文を作る。 殆ど本を読まないけれど、たまたまそれを手に取った的な、「一般の読者」には媚びないし、媚びたくない。

白石氏/キング談義。(キングについて、何を言及されていたかまるっきり覚えていない)
キングもだけれど、ブライアン・ホッジが思い出深い。(作品名も挙げておられた気がするけれど、全然覚えていない)
キングの作品で一番好きなのは「アトランティスのこころ」。(わたしも「アトここ」は大好き!)

田口氏/ローレンス・ブロック!(個人的にローレンス・ブロックになじみがなく、それは覚えているかいないかには余り関係ないと思うが、やはり、覚えていない)
「800万の死様」!(同上)


ここで、大賞受賞作「犬の力」/ドン・ウィンズロウ/を訳した東江氏が登壇!

東江氏/ウィンズロウ談義。(ここで何故か、「ロバート・キャンベル」の名前がメモしてあるんだけれど、一体なんだっけ?) ウィンズロウの作品では「仏陀の鏡への道」が気にいっている。(わたしも「仏陀の鏡への道」はすんごく気に入っている!) ウィンズロウは、ニール・ケアリーシリーズの最後の方は、仕事が投げやりになっていて最終作の「砂漠で溺れるわけにはいかない」なんかの時は作者が相当にいい加減だったし、1作目2作目は好評だったものが、最終的には全く評価されなくなってしまった。(わたしは「砂漠で溺れるわけにはいかない」も大好き!) 分量的にも短くて、仕方なく長い解説を書いたんだけれど、それもまた本編に輪をかけた悪評で…(場内爆笑)

仕事上のポリシーは「締め切りに間に合うような雑な仕事はしたくない!」

最初の頃は、非常に沢山の本を次から次へと訳していて、実は、翻訳デビュー作が全て違う版元から4冊もある。(おおおおお!) そんな風にがむしゃらに仕事をしていたが、次第に、じっくりと腰を落ち着けた仕事をしたくなった。 今回、受賞した「犬の力」は、作者の力の入れようが違うので、翻訳にもエネルギーと時間をかけたかったし、その上、翻訳の途中で身体を壊したりして、余計に時間が掛かってしまった。 もう少しで本を引き上げられそうになったりもしたが、この本は絶対に手放したくなかったので、「死んでも訳す!」と拝み倒して、漸く仕上げる事が出来た。


Q5/何で翻訳ミステリを読んで欲しいのか?

多分、白石氏/伝えて欲しい。(「面白さ」を?)

田口氏/輸入。日本にないものを補いたい。

越前氏、もしかしたら東江氏/今、状況は思わしくないが、いつか伝わる日が来ないとは限らない。


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こんな感じかな… 内容に関しては、一寸ばかり怪しい気がする…
一応、メモに残していたものを元にしているので、大きく外れている事はない筈である。 発言者についてはかなり自信がないけれど… 間違っていたら、ごめんなさい。

それにしても、この「鼎談」という言葉… すげえ、字面がいいね!

特に、この「鼎」っつー字!

象形文字っぽいっつーか、机を挟んで複数の人間が話し合ってる様を簡単に書き表したってぇ感じに見えないか?
しかも、椅子に座ってるっぽい!
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コメント
間違いの指摘とか
杉江松恋です。
「八百万の死にざま」です。
ワセダミステリクラブです。
「戦慄のシャドウファイア」です。
「アトここ」って何じゃい。
tkr URL 2010年03月26日 09:24:40 編集
鼎談読めなくてググッてみた
 ふたりじゃできないんですね。
そんぴ URL 2010年03月26日 14:41:04 編集

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