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翻訳ミステリ大賞授賞式&コンベンション 其の四/「犬の力」と東江氏についての色々

翻訳ミステリ大賞授賞式&コンベンションに参加の顛末 其の壱 はこちら。
翻訳ミステリ大賞授賞式&コンベンションに参加の顛末 其の弐 はこちら。
翻訳ミステリ大賞授賞式&コンベンションに参加の顛末 其の参 はこちら。

第一回翻訳ミステリ大賞を受賞した「犬の力」は、あの「ストリート・キッズ」に始まるニール・ケアリーシリーズの作者、ドン・ウィンズロウの手になる最新作である。 翻訳は東江一紀氏。 ストリートキッズからドン・ウィンズロウと云えば東江氏という、翻訳を介した相棒のようなお二人… 実は、わたしは2006年に「ストリート・キッズ」に大変嵌っていた。 そして、この年の「個人的この本が凄い!」でシリーズをまとめての年間8位にしているのである。(参考 「2006年 この本が凄い! 選考課程1」「2006年版 この本が凄い! 選考課程2」

そう… このように、わたしは「ストリート・キッズ」シリーズが大好きなのだ。

それなのに! である。

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わたし、この授賞式の日まで、東江一紀氏を女性だと思い込んでいました。(今、よく見てみると、「一紀」というどう見ても男性らしいファーストネームを見て、何で女性だと思い込んだんだろうか? 謎である。)
その上、「アガリエ」という名字の読み方も知りませんでした。(因みに、「西」は「イリ」と読むのだし、そう考えると「東」を「アガリ」と読む事は実に自然なのである!)  

す、済みませんでした…

そして!

ニールくんの締まった所も、緩い所も大好きなわたしは、本当の所、「犬の力」があんまり好きじゃないんです。

東江氏が、授賞式のどこかのタイミングで仰ったように、「犬の力」は作者の力の込め具合がニールくんのシリーズの終盤に比べると段違いに凄い! のは解ります。 そして、実際、権利関係のトラブル(?)の中で書かれた原作は作者のやる気が感じられない短い作品で… 的なお話も… でもでも、悪評紛々だったというニールくんのシリーズの最終作「砂漠で溺れるわけにはいかない」のゆったりのんべんだらりとした筆致が気に入っているんです。

だからこそ、力の入り過ぎた(何様?)「犬の力」の文章の力と血腥さに辟易してしまったというか…
ハードボイルドな文体も今一歩好みではないし…

だってだってだって?。
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もとい。 

翻訳ミステリ大賞の商品は、図書カード5万円分と素敵なクリスタルのオブジェなのであった。
作者のドン・ウィンズロウ氏にも、この賞を受賞したという報告が成されるらしい。

そう云うのって、きっと、とても嬉しいんじゃないかな。
遠い、極東で、自分が心血を注いで書いた作品が、翻訳を専門とする人々の支持を得たんだもん。
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