角川書店
評価/*****!!!!!
参照/「にちにちのきろく/065」
![]() | ある島の可能性 ミシェル・ウエルベック (2007/03) 角川書店 この商品の詳細を見る |
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3/3
読み始める。
ところで、あの「素粒子」が映画化されているっぽい。
観てみたいような、そうでもないような… どんな風に映像化するんだろ? あの構成だと難しそうなのに…
ウエルベックの描く愛の世界は乾いていて、ウエッティーな部分は全く感じられないのに、読んでいて切なくなって来るのが不思議だし、それが味だから、その世界観を壊さないようにしてくれていれば良いけれど。
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ウエルベック… 彼はかなり凄い。
う〜む、本当に凄い。
っつってもまだ60頁付近。
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3/6
読了。
すげえ! すげえからとにかく読んでみて!
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幸せとか愛について、本当はそれは一体何なのかを問われているように思える作品。
この「ある島の可能性」は、「素粒子」の延長線上にある作品なのだろう。 「素粒子」では、達観解脱の域を感じさせる終幕だったが、こちらはまだまだ… といった感じである。 まだ迷っている。 この小説の中の世界を生きる登場人物は、既に「何を迷っているのかすら分からない状態」に置かれているのだが、それでも迷っている。 究極の愛なんて絶対に有り得ないのだからそれならば、いっそ愛も感情も投げ出し、葬ってしまえば楽になれる筈なのに。 この世界の人びとは葬ってしまった筈のそれらを「伝記」垣間見るのみ、字面を追うのみ… それを補完しようとしても、成す術もなく、何を生み出す事も出来ないのである。
空しくも、それでも人間であることを止める事は出来ず、捨てて来たものを再構築死体欲求に逆らう事は出来ないのだ。
この割り切れなさを抱えているのは作者とそしてこれを読む者全て… 切り捨てたくても切り捨てる事の叶わない「愛」と「セックス」と「死」。
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ところで、この世界観って、アシモフの「ロボットシリーズ」での惑星オーロラのあり方に似ている… と思わない? オーロラの人は、生身の人間と会う事を避けるために広い敷地に長い寿命を持ってひとりで暮らし、ロボットにかしずかれて生きていて端から見ると孤独なんだけれど、当のオーロラ人にとってはそれで当たり前なんだから… 結局、彼ら(オーロラの人)の目指したものが、ウエルベックにとっても理想型かも知れないね。 全体的統合的社会的意識。
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uotaさんのブログ「den_en relax」で感想文を発見。
































