ロマノよ永遠に!(ERのネタバレあり、注意!)

ご存知の方はご存知かも知れないが、ここのところの数ヶ月というもの、わたしの毎夜のお愉しみは、異国の地の彼のご長寿医療ドラマ「ER」を観る事にあった。
 
現在、シーズン10に突入。
  
初期の頃(シーズン1〜シーズン3くらい?)は、虫食いではあっても総合テレビで放映していた時にそれなりに観た事があり、ストーリー展開も一応は把握していたのだが、流石長寿番組だけの事はあって、シーズンを重ねる毎に、おなじみのキャラクターがあっさりと消えてしまったり(ダグ、ハサウェイ、そしてベントンまでも!)、そして、終にはERの要のグリーン医師も脳腫瘍で亡くなるというサプライズまで待ち構えていて、涙腺が破壊されたのも束の間、今度は、今度は、今度は…!!!!!
 

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思えば、最初は、あなたの事なんて、何とも思っていませんでした…

そう云えば、最近、一寸嫌な奴がいるな… って思っていたくらいのもので、云ってしまえば、殆ど眼中になかったと云うか… だからと云って嫌いと云う訳でもなく… ほんの通りすがり程度の登場人物かな… って。
 
でも、その内に…

そう、エリザベスがグリーン先生とお出掛けするのに気が急いて、お座なりな対応をしてしまった患者が結果的に半身不随になってしまった事件の後、その手の手術が怖くなってしまったエリザベスのやる気を、あなたが、彼女の闘争心を掻き立てるような「愛の鞭」で背中を押して恐怖心に打ち勝つ手助けをした、あの時から…
 
わたし、あなたのことが大好きになったんです…
 
この人って、本当は優しくて繊細で人の心の機微を的確に察知出来る人なんだ。
一寸、嫌みっぽくて、口が悪いのは、単なる照れ隠しなんだ。
人と付き合う事に慣れていないだけなんだ。
頭が良くて、ユーモアのセンスがあって、その上、天才的な技術を誇る名外科医…
 
それに、頭が禿げている所も魅力的だし…
 
その後も、エリザベス絡みでは特に… 例えば、大荒れの天気の中で行われたエリザベスとグリーン先生の結婚式のときは、グリーン先生が会場になかなか来なくて気をもむエリザベスを落ち着かせて、更に「綺麗だよ…」と優しい言葉を掛けたり、グリーン先生がいよいよ危ないとなったときも(彼が恋敵であるにもかかわらず)、快くエリザベスをハワイに送り出したり …そんな、紳士的なあなたを垣間み、ますます、あなたが好きになったのです。
 
そして、慎重な筈のあなたが、何故か不注意で遭遇してしまったヘリコプターのプロペラでの左腕切断の事故。
 
あのとき、わたしは、本当に驚きました。
あのシーズンで、あなたが怪我をするのは知っていましたが、まさか… 左腕を切断する程の大怪我だなんて! その上、自家移植した左腕が次第に感覚を失い、最後には、あんな風にコンロの火で火傷まで… さぞ、辛かった事でしょう。
 
折角、腕を失わずに済んだと思っていたのに… 

でも、許して下さい。 
不謹慎ですが、あのときのあなたが見せた弱さにも、きゅんとしてしまったのです。
 
そして、わたしは、思うようにならない左腕を思い切って切り捨てて手に入れた高性能な義手で、あなたが、元のような名外科医としてカムバックしてくれるものだと信じていたのに… 
そして、グリーン先生亡き後のエリザベス・コーディを紆余曲折しつつも最終的には射止めて幸せになってくれるものだと思っていたのに…
 
それなのに!!!!!
 
まさか、墜落して来たヘリコプターに押しつぶされてしまうなんて!
左腕を奪っただけでは飽き足らず、命まで! 
ヘリコプターが憎い!
 
わたしが、決して見る事のなかった高性能義手での巧みな外科手術… あなたの事を思い出す度に、その光景が、眼に浮かんでくるようです。

あなたの晴れやかな笑顔…

さようなら、ロバート・ロマノ。
あなたは最高の外科医でした。

今年最後の目標/進捗状況【2】

10月13日現在の進捗状況。
 
一週間で二冊の本しか読んでいない。
しかも、今週末は三連休で、まとめて読書に耽る好機だったのにも関わらずである。
原因はあの「恐ろしい子」である。 
実は、また「ガラスの仮面」の魔力に取り憑かれてしまい、北島マヤが芸能界失脚してからの「女海賊ビアンカ」→「通り雨」→「真夏の夜の夢」→「二人の王女のオーディション」→「二人の王女」→「忘れられた荒野」の一番ドラマティックで大好きなところを三回転も読んでしまったのであった。 ホントに面白いね、「ガラスの仮面」は!!!!!
 
それに、なんかさ… まとまって何かを行う気力が出ないんだよね… 
だからこそ「絶対に楽しめることが保証されているもの」になびいてしまうんだろうな。

*未読 …………… 23
*読み掛け ………… 1
*読み掛け&放置 … 3
*読了 ……………… 3
*未配送 …………… 1
*行方不明 ………… 1
 
合計32冊。
未だに「20世紀の幽霊たち」は届かない。
そして、「人喰い鬼のお愉しみ」で惚れてまとめ買いしたペナックの、「人喰い鬼…」の次に当たるムッシュ・マロセーヌシリーズ「カービン銃の妖精」が家の中で行方不明になってしまっているのに気付く。 まずい! このままじゃ、「カービン銃…」に続く「散文売りの少女」も読めないし、その後の「ムッシュ・マロセーヌ」も読めないじゃん。
更に、今回、居間の掃除をしていて購入したけれど忘れていた本を一冊発見したので、加えなければ… なので、現在33冊。
 
1新しい太陽のウールス/ ジーン・ウルフ
2歩く/ルイス・サッカー
3博物館の裏庭で/ケイト・アトキンソン
4見知らぬ場所/ジュンパ・ラヒリ
5緑のヴェール/ジェフリー・フォード
6ザ・マインドマップ/トニー&バリー・プザン
7知識デザイン企業ーアートカンパニー/紺野 登
8するとなるの言語学/池上嘉彦
9冷血(新装版)/トルーマン・カポーティ
10チェーホフーユモレスカ/アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ
11星々の生まれるところ/マイケル・カニンガム
12少年時代〈上〉
13少年時代〈下〉/ロバート・R・マキャモン
14星と呼ばれた少年/ロディ・ドイル
15ダンシング・ガールズ/マーガレット・アトウッド / 岸本 佐知子
16ソフィーの世界(上)
17ソフィーの世界(下)/ヨースタイン・ゴルデル
18緑の家/バルガス・リョサ
19グロテスク/パトリック・マグラア
20ペネロピアド/マーガレット・アトウッド
21アフリカの日々/アイザック・ディネーセン
22夢みる人びと/アイザック・ディネーセン
23バーチウッド/ジョン・バンヴィル / 中山尚子
24ガラスの宮殿/アミタヴ・ゴーシュ / 小沢 自然
25すべての終わりの始まり/キャロル・エムシュウィラー
26憲兵トロットの汚名/デイヴィッド・イーリイ
27カービン銃の妖精/ダニエル・ペナック
28散文売りの少女/ダニエル・ペナック
29ムッシュ・マロセーヌ/ダニエル・ペナック
3020世紀の幽霊たち/ジョー・ヒル他
31食べ放題/ロビン・ヘムリー
32インド夜想曲/アントニオ・タブツキ
33エドガー賞全集(1990〜2007)

インド夜想曲

アントニオ・タブツキ。

インド繋がりで、タブツキ初体験。

見知らぬ場所/読了

泣いた。

最後の三連作に泣かされた。
短編なのに、凄く長い物語を読んだような気分になる。

インドからの移民の人々のバックボーンと常識と、時間の必然として、そこから逸脱してゆく人々と、しかし、そういうある種、狭い世界だけのエキゾチックな出来事だけではない普遍的な情感がいい。

見知らぬ場所/関係ないこと

落ちもついた、極普通のお話。
収録作の中では、平凡… なのかな。

朝、電車でこれを読んでいたら、三茶の駅で大挙して押し寄せた乗車客に思いがけなく強く背中を押されてつんのめり、269ページに口紅の痕を残してしまった。

そんなに押すなや。

見知らぬ場所/よいところだけ

これまでの中でのわたしの一番。

どうしようもないことをどうしようもなかったと思えないことってよくあるよな… うんうん。

見知らぬ場所/今夜の泊まり

すれ違いとすれ違っている和解。

見知らぬ場所・地獄/天国

二編目、「地獄/天国」。

さり気なさの中に、情感の溢れるお話。
和解とカタルシスがすがすがしい。

今年最後の目標/進捗状況【1】

10月5日現在の進捗状況。

やはり、どうしても、新しく購入した本を読みたい気持ちが抑えられないのである。
読み掛け放置の本は、まあ… ぼちぼち読む事にして、去年から積んでいる本も発掘(発掘しなければならないのが一番のネック(笑))しなければ。
しかし、数日前にアマゾンさんちで購入した本のうち、もっとも手に入り易い筈… と思っていた「20世紀の幽霊たち」だけがまだ配送されていないのが不思議である。

*読み掛け ………… 1
*読み掛け&放置 … 3
*読了 ……………… 1
*未配送
 
1新しい太陽のウールス/ ジーン・ウルフ
2歩く/ルイス・サッカー
3博物館の裏庭で/ケイト・アトキンソン
4見知らぬ場所/ジュンパ・ラヒリ
5緑のヴェール/ジェフリー・フォード
6ザ・マインドマップ/トニー&バリー・プザン
7知識デザイン企業ーアートカンパニー/紺野 登
8するとなるの言語学/池上嘉彦
9冷血(新装版)/トルーマン・カポーティ
10チェーホフーユモレスカ/アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ
11星々の生まれるところ/マイケル・カニンガム
12少年時代〈上〉
13少年時代〈下〉/ロバート・R・マキャモン
14星と呼ばれた少年/ロディ・ドイル
15ダンシング・ガールズ/マーガレット・アトウッド / 岸本 佐知子
16ソフィーの世界(上)
17ソフィーの世界(下)/ヨースタイン・ゴルデル
18緑の家/バルガス・リョサ
19グロテスク/パトリック・マグラア
20ペネロピアド/マーガレット・アトウッド
21アフリカの日々/アイザック・ディネーセン
22夢みる人びと/アイザック・ディネーセン
23バーチウッド/ジョン・バンヴィル / 中山尚子
24ガラスの宮殿/アミタヴ・ゴーシュ / 小沢 自然
25すべての終わりの始まり/キャロル・エムシュウィラー
26憲兵トロットの汚名/デイヴィッド・イーリイ
27カービン銃の妖精/ダニエル・ペナック
28散文売りの少女/ダニエル・ペナック
29ムッシュ・マロセーヌ/ダニエル・ペナック
3020世紀の幽霊たち/ジョー・ヒル他
31食べ放題/ロビン・ヘムリー
32インド夜想曲/アントニオ・タブツキ

見知らぬ場所

ジュンパ。

最初の一編「見知らぬ場所」。

いいな…
やっぱり、ジュンパは凄い。
こういう何の事件も起こらない日常のちょっとした心の機微を淡々と照らいなくそれでいて何とも云えずドラマチックに書ける才能ってどういうものなんだろうか!
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