ふえる1/種の起源

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色々あった一週間を経て、通常モードに。

神が世界を作ったことを盲信するのと、自然淘汰を盲信するのは、実は同じことなんじゃないかと思う今日この頃。

だから、取り敢えず読んでみよう。

2010年1月/未読の塔

今年の当初未読の塔をここに記録する。

1)比較的新しく建設された部分を構成する本

新しい未読本


 1 「幼女と煙草」 ブノワ・デュトゥールトゥル
 2 「夜想曲集」 カズオ・イシグロ
 3 「やんごとなき読者」 アラン ベネット
 4 「いつかは死ぬ身」 柴田 元幸(編)
 5 「利己的な遺伝子」 リチャード・ドーキンス
 6 「進化の存在証明」 リチャード・ドーキンス
 7 「喋る馬」 バーナード・マラマッド
 8 「火を熾す」 ジャック・ロンドン
 9 「歌の翼に」 トマス・M・ディッシュ
10 「極北で」 ジョージーナ ハーディング
11 「跳躍者の時空」 フリッツ・ライバー
12 「ギヴァー」 ロイス・ローリー
13 「種の起原/上下」 ダーウィン
14
15 「天来の美酒/消えちゃった」 アルフレッド・エドガー コッパード
16 「やさしい小さな手」 ローレンス・ブロック
17 「拳闘師の休息」 トム・ジョーンズ
18 「バッド・モンキーズ」 マット・ラフ
19 「オノマトペがあるから日本語は楽しい」 小野 正弘


2)大昔に建造された部分を構成する本

古い未読本


20 「壊れやすいもの」 ニール・ゲイマン
→  昨年の唯一の挫折本。 一応最後まで読もうかと…
21 「幽霊コレクター」 ユーディット ヘルマン
→ 一年以上積んでいる。 海外出張にも2〜3回持って行ったのに未だに未読の塔に…
22 「すべての終わりの始まり」 キャロル・エムシュウィラー
→ これも、何度か飛行機に乗せた。 漬かり過ぎの漬け物化。
23 「分ける・詰め込む・塗り分ける」 イアン・スチュアート
→ 去年の春頃から読み続けている。 決して挫折本ではなく、難しすぎて読みすすめられないだけ…
24 「緑の家」 M・バルガス・リョサ
→ これは三年もの。 同じ頃に積み始めた「パンタレオン大尉と女たち」を去年読んだので、今年はこれを必ず。
25 「ラスト・オーダー」 グレアム・スウィフト
→ 同居人B氏が翻訳が嫌いと云ったので、読まなかったが、今日、彼が強力に薦めたため。
26 「スミラの雪の感覚」 ペーター・ホゥ
→ これも、大分前から積んでいる。 ノーベル賞作家の作品(そう?)なので検証しようとして幾星霜。
27 「星と呼ばれた少年」 ロディ・ドイル
→ 「バディ・クラーク ははは」を読んで、ちょっと合わないかも… と感じて計敬遠してしまっている。
28 「追憶のハルマゲドン」 カート・ヴォネガット
→ 彼が亡くなった時に、未読のものを数冊購入した最後の生き残り… 彼のエッセイは少しキツい。
29 「ダンシング・ガール」 マーガレット・アトウッド
→ 「侍女の物語」を読んで感銘を受け、漁ったアトウッドの最後の一冊。 でも、徐々に好きじゃなくなって…
30 「チェーホフ・ユーモレスカ」
→ 凄く面白そうなのに、何故か後回しにしてしまう本。 今度こそ!
31 「イラクサ」 アリス・マンロー
→ 読んだのか、読んでいないのかよく解らない! 多分、読んでいない… と思う。
32 「ガラスの宮殿」 アミタヴ・ゴーシュ
→ 3頁くらいは読んだ。 でも、翻訳文が好きになれなくて…
33 「バーチウッド」 ジョン・バンヴィル
→ 一昨年の挫折本。 何となくリズムに乗れないのは何故…(何様!) 
34 「タナーと謎のナチ老人」 ローレンス・ブロック
→ 凄く面白そうだったので購入したのだが、実はシリーズ物… これの前の作品に本屋で出会うのを待っている。


以上、34冊が今年当初のラインナップです。
また、忘れたころに未読の塔を眺めてみたいと思いますので、どうぞご期待ください!(何に?)

ふえる4/永遠の三人

問題の短編は「ベビーシッターのルール」だった。

そして… 大筋は確かに似ていた(舞台、人物の関連性)のだが、登場人物の名前は違っていた。
名前にデジャヴを感じなかったのは、ある意味では正しかった…

と云うことが判ったので、記録しておく。

ふえる3/永遠の三人

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自宅にて読書。

今日は、朝、7時ごろ小僧を学校に送り出した後で二度寝。 気がついたら既に正午を回っていて…
二度寝は至福の一時を約束するが、決して生産的ではないので、ちょびっとだけ反省する。

と云うところで「永遠の三人」。
現在、225頁付近なのだが、何か漠然とした既読感が… 数頁読み進んではたと気付いたのだが、ここに登場する男とその妻とベビーシッターと三人の間で起こった出来事は、先日読了したリップマンの短編集「こころから愛するただひとりの人」の中で語られたお話のうちのひとつではないか!

あの短編の主人公のベビーシッターがこのお話でも中心的登場人物なのか… っつうことは、この場面で気付くより先にその名前に反応できなきゃいけなかった… っつうことか?

まあ、現実社会でも人の名前を覚えるのが苦手だからなあ。

これを書いていても、件のベビーシッターの名前が全然思い出せないし。 だって、三つの名前のどれにも既視感を感じないんだもん。

ふえる2.5/永遠の三人

2.5って云うのは、どう云うわけだか、ふえる1を飛ばしてふえる2にしちゃったから。

もしかしたら、あんまり意識したことはないけれど…

女性作家が苦手なのかしらん…

何か、筆致からエピソードから、全てが生っぽくて、とにもかくにも居心地悪し。

ふえる2/永遠の三人

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これは…

意外とツライかも。
同じ著者の、ハヤカワの短編集シリーズのなかのひとつとして出ている「心から愛するただひとりの人」が個人的水準以上に面白かったので長編にも食指を伸ばしたのだが…

失敗か?!

ふえる5/警察署長

上巻読了。 問題(?)の場面で、目頭が熱くなったことを記録。
特に、傍点のついた数行の心象描写が良い。 現実に起こっていることと微妙にリンクしつつも、何故か安らかさと静謐さに包まれている如き彼の取り留めのない思考の描写が入るだけで、あの衝撃の場面が一転、叙情的な哀感の溢れた雰囲気に変わっているのが見事だ。

結局、一連の殺人事件を追うことになる歴代警察署長のお話なんだね。

そう云うところは、大聖堂の建築に情熱を燃やす歴代ビルダーの戦いを描いて秀逸な「大聖堂」を思わせる奥行きがある。 スケールは大分小さいけれど。

また、南北戦争後も連綿と続く人種差別の歴史が背景として描かれているのは、ランズデールの「ボトムズ」を思わせるものがある。 時系列で云うと勿論、「ボトムズ」がステュアートの書いたこの本に似ている訳だけれど…

ふえる4/警察署長

わああああ…

危惧したことが突然に起こってしまったあ…

ふえる3/警察署長

デラノの町の銀行家ヒュー、隣町の保安官スキーター、警察の装備を揃えてやって来たブラウン… どの挿話も日常の何気なさが香ってくるようないい感じ。

これから、殺人事件が起こるらしいけれど、この牧歌的雰囲気がどうなるのか…

ふえる2/警察署長

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殺伐とした作品「犬の力」を読んだ後だけに、非常に癒される… と云うか、安心してゆったりと楽しめる。 

惹句によると、これって、MWA最優秀新人賞を受賞しているらしいけれど… これでデビューしたのかな? ステュアート。

そうだとしたらすげぇ…

アメリカの1920年代、新しく開発された田舎の小さな町に漸く警察署が… っつうところから始まり、それに関わる男達の人となりが魅力的に綴られる導入部が素敵なのだ。
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